シリコンハウス『ものづくり工作室』にて、夏の特別講座「電子工作で自由研究」を行いました。
イベント2018年8月2日、WAO!LAB夏の特別講座「電子工作で自由研究~フシギサウンダーをつくろう~」を行いました。
今年は、子供向け科学雑誌「子供の科学」様・シリコンハウス様のご協力をいただき、さらに、特別講師として伊藤尚未先生を招き、普段の授業では体験できないスペシャルな講座となりました。
会場は、大阪日本橋でんでんタウンにあるシリコンハウス『ものづくり工作室』です。普段の教室を飛び出し、子供たち自身が自分で部品を買い集めて工作しました。
まず、抵抗やコンデンサなどの購入する電子部品について学びました。
部品表を見ながら、たくさんある部品棚から必要な部品を一生懸命探しました。自分で見つけられない部品は店員さんに必要なものを説明して教えてもらいました。自分で店員さんにほしい部品を説明するのも実力です!
半田付けの練習を行った後は、いよいよ自分たちで買い集めた部品を使ってフシギサウンダーを半田付けしてつくります。はじめての半田付けにドキドキです。
フシギサウンダーは、2つのクリップに電気が流れるものをはさむと音が鳴ります。電気の流れやすさで音の高さが変わります。
右手と左手で片方ずつ持っても、音がなりました。人間の体にも電気が流れるんですね!
鉛筆で書いた線も電気が流れるので、いろいろな線を書いて様々な高さの音を鳴らして実験しました。
みんながつないだ手を、電気が流れて音が鳴るかどうかを実験しました。
一人でも離れると鳴りませんが、みんながしっかりと手をつないだので音が鳴りました。
名付けて『キズナ』サウンダー!!!
最後に、自由研究の進め方について伊藤先生からアドバイスがありました。どんなことをしたらいいのか、どんなことができるのか考えました。
スイカの抵抗を調べるという面白いアイデアもでましたね。
とても盛り上がった講座となりました。伊藤先生、「子供の科学」様、シリコンハウス様、ありがとうございました。
~今回ご協力いただきました会社様・先生のご紹介~
子供の科学
誠文堂新光社から発行されている90年以上の歴史のある子供向けの月刊の科学雑誌。電子工作から、生物や天体、さらには3Dプリンターについてなど、内容も幅広い。雑誌だけでなく、様々な書籍も多数出版。
子供の科学WEBサイト「コカねっと!」
伊藤尚未先生
月刊誌「子供の科学」で10年以上電子工作の連載を持ち、子供たちに電気・電子分野のモノづくりの啓蒙活動を行っている。著者として「増補版電子工作大図鑑」「LEDのきほん」「トランジスターの基本」「子供の科学★サイエンスブックス よくわかる電気のしくみ」「電子工作パーフェクトガイド」など多数。
シリコンハウス
日本最大級の電子部品専門店。知識豊富な店員さんが親切に教えてくれ、抵抗1本からでも購入可能。3階には「ものづくり工作室」があり、半田ごてなどが利用可能。個人の方でも利用でき、スタッフの方が半田付けを教えてくれる。使える工具や使い方など詳しくはものづくり工作室公式ページまで。